SM界隈と裏垢界隈の違い

SNSの普及で、マッチングアプリやらX(旧Twitter)やらで出会ってセ〇クスすることは、もはや当たり前になっている。

このサイトもそういった出会いの場のひとつと言える。

さて、タイトルの「SM界隈と裏垢界隈の違い」である。

この辺は一概に正解といったものはないので、あくまでも私の解釈として書かせてもらう。

SM界隈

これについてはSMバーやSMのイベント、ショーに行って実際にSMとはどういうものであるかを体感してみないことには一生分からないものだと思う。

実際、自分自身、行ってみて初めて分かったことも非常に多い。

SM関連のAVもあるが、あれがすべてと思ったら大間違いだ。

「AVはフィクションである」というのはすべてのジャンルにおいて言えることだが、SMもまさにそれだ。

確かに緊縛や鞭といったものはリアルの世界でも行われている。

だが、AVで行われるSMはあくまでもエンターテインメントであり、リアルで行われるものとは似て非なるものだ。

例えば緊縛。

緊縛はリアルにおいても知識がある者とない者でそもそもの考え方や対応が異なってくるが、AVの場合は先ほども書いたようにエンターテインメントなので、相当身体に負荷が掛かる無理な縛り方をする場合も少なくない。

SM系のAVに出たことがある知り合いのセクシー女優さんに話を聞いたことがあるので、それは間違いない。

そもそも緊縛の場合、縛り方だけならネットで探せば見つかるが、正しく縛れるかと言うと話はまったく別になる。

※ここで言う正しく、というのは手順などではなく、相手に怪我をさせない配慮ができるか、また、どういう縛り方をしたら危険かなどの最低限の知識を持っており、その知識のもと縛ることが出来るか否か、を指す。

他にも、他人の性癖を否定しない(笑わない、馬鹿にしない、なども含む)、パートナーさんがいる人に無断で手出しをしてはいけない、二人の世界に勝手に入り込んではいけない、など暗黙のルールが存在している。

ソフトSMをしますと公言して募集している男は数多くいるが、そもそもそういうルールを理解しているかどうかが疑問であり、そういうのを知らずして、形だけ、それこそ手足を拘束したり目隠しをして虐めるなどを「ソフトSM」というのであれば、一から勉強し直して来るべきだろう。

もちろん、個別で会うことになった場合はそういったルールを知らなくても問題ないが、”SM”と言う以上は界隈のことを知っていて然るべきだろう。

また、SMの知識皆無で、ソフトSMできますと言えば誰かしら興味を持つだろう、というただやりたいだけの男(あるいはそれが正解だと勘違いしている男)に引っかからないためにも、女性側としても相手を見極める力が必要と言える。

もし、私は自分の求めている相手ではないと感じ、他のSM系の男を探す場合、SMについてどれだけ理解しているかを訊いてみると良いだろう。

ほとんどの場合、まったく知識がないと感じられる回答が来ることだろう。

そういった意味では、この界隈でしっかりしている人は、ある程度年齢がいっている人が多い傾向にある。

(若くても、SMバーで働いていたり、通っていたり、緊縛の講習などを受けて知識を深めている男性はもちろんいるので、若い人がダメというわけではない)

裏垢界隈

一言で言ってしまえば、セ〇クスしよう!だけの界隈。

双方の合意さえ得られれば、あとは場所と時間を決めて会ってする、で完結すると言える。

もちろん、これ自体が悪いとは言わないし、むしろセ〇クスしたいだけなら、こっちの方がお互いストレスなく機会を増やせるだろう。

最近では、マッチングアプリやX(旧Twitter)で出会うケースが多いだろうが、基本的に年齢層が若いせいか、マナーがなっていない男が多いようである。

この辺は、そういう声を女性からも多く聞くということと、裏垢が集まるリアルイベントに行ってみると実際にそういう男を多く目にするから間違いない。

後者で言うと、いきなりボディタッチをしたり、背後からいきなり声をかけて女性を驚かせるなど当たり前のようにある。

ボディタッチに関しては、堂々とならまだしも、すれ違いざまに触るという痴漢同然の行為を行うのは、珍しくない。

これについても、参加した女性のXを見ると何人もそういう被害に遭ったというポストを見つけることができる。

コミュニケーションを取って良いと思った裏垢男子と会うのは全然良いことだが、場合によっては事前にお茶をして、実際に会ってダメと判断したら解散する、という流れを作るのも自衛のために良いだろう。

(ただし、男はヤるのが大前提で来ているので、しつこく食い下がってくる可能性も大いにあるので、その辺が難しいところではあるが…)


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